総務省が労働力調査(詳細集計)2021年4月~6月期の平均を公表しました。
正規労働者は、前年同期に比べ14万人増加で7期連続の増加になっています。一方、非正規労働者は、前年同期に比べ22万人増加しましたが、増加は6期ぶりです。
また、失業者は233万人と、前年同期に比べて19万人増加し、そのうち「希望する種類・内容の仕事がない」は78万人で12万人増、「条件にこだわらないが仕事がない」は16万人で2万人増加しています。
さらに、失業期間では、「1年以上」と答えた人は74万人と、前年同期に比べ19万人増加しています。
新型コロナウィルス感染者が日本で見つかった2020年1月~3月と今期を比べると、正規労働者は、3508万人から3557万人へ増加していますが、非正規労働者は、2153万人から2058万人へ減少しています。
コロナ禍でしわ寄せされるのは、正規労働者ではなく、非正規労働者です。安易な解雇を許さないことや正規労働者と同等の休暇や各種制度を利用させることと同時に、国による強力なバックアップが必要です。あなたもぜひ労働組合に加入して、みんなと一緒に取り組みましょう。
しわ寄せされる非正規労働者 労働力調査から
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